Kスタ最終戦観戦、その後。

福岡ソフトバンク5−0東北楽天Kスタ宮城

昨日の試合終了後の事、シーズン最終戦という事でセレモニーが行われました。

ただセレモニーは、後援会からの監督・選手への花束贈呈等の簡素な形で終了。
客席の8割以上を占める東北楽天ファン(勿論僕も)が知りたがっている・聞きたがっている肝心な事が行われません。

そう、野村監督の挨拶やその去就です。

セレモニー終了後も球場は「野村」コールに包まれ、外野席にファンが抗議の為に残る異常事態に…しかもクラブハウス(球団事務所)周辺にも野村監督の去就を知る為に、大勢のファンが11時過ぎても居残っていました。

そして11時半頃に事務所から出て来た野村監督はマスコミ取材に応じ、島田球団オーナー兼社長との会談内容を「来季の契約は更新せず」「“名誉監督”なる新ポストへの就任要請」「背番号19を永久欠番に」であったと明かしました。

(球場を後にする、野村監督を乗せた車です。車内での野村監督の心中はいかに?!)


野村監督は弱小チームを、創設5年でクライマックスシリーズ進出を果たす迄にチームを育て上げました。しかしながら昨今の報道通り、昨年の交わした「1年契約」は更新されず事実上の解任となってしまいました。

球団は、野村監督の挨拶はクライマックスシリーズ第1ステージ終了後に行うと後から発表するも、田尾前監督と同じくシーズンホーム最終戦で解任を発表するパターンに、ファンの怒りはピークに達しています。
ホント、今日の試合は後味の悪いものになりました。

球団経営に未熟なフロント陣と、それに業を煮やして批判し続けた指揮官。
互いにチームの為を思いながら、結果ファンを置き去りにする始末。

これから初のクライマックスシリーズを戦おうとする大事な時に、この「お家騒動」はチームへの悪影響が懸念されます。

チームがファンと一体となって戦わなくてはならないこの時季、(この問題をクリアし)皆が頭も心もすっきりしてクライマックスシリーズへ臨める様期待しています!!