運命の19時50分…衝撃の結末。

さて静岡で行われた伯父の3回忌の帰り、渋滞最中の19時50分に“それ”は起こりました。

場所は東名高速上り、中井PAから約2km大井松田側での事です。車の後部座席で寝ていた父が「トイレ」と言った瞬間、大きな警告音と共に赤い警告灯が灯ります。ボンネットの隙間からは、白煙の様なものが立ち上っています。


そう、(今は珍しい)オーバーヒートです。

まずは車を路肩に止め、ボンネットを開けてしばらくしてからエンジンを切ります。
そして“困った時にJAF頼み”と言う訳でJAFへコールしました。
待つ事1時間強。渋滞中の他の車からは見せ物状態になり、パトカーや道路会社のサービスカーの行く手を阻み、トイレも行かれず飲み物も買いに行けないまま、21時過ぎにやっとJAFが到着しました。しかしながらJAF隊員の診断は、「ここでは治せません」という最悪の言葉でした。

ただこのままこの場にいる訳にも行かず、とりあえず2km先の中井PAへ向かう事になりました。
この間保険会社や普段修理を依頼している修理工場、自動車整備士の末弟とも連絡を取り、結果自宅近く迄JAF牽引車に乗せて搬送してもらう事になりました。

中井PAを出発したのが22時頃。未だ渋滞中東名高速を上り、首都高速を通って自宅近くの修理工場へ着いたのは0時30くらいでした。

(工場前でビートルを降ろす所です。)

無事工場の若社長に車を預け(日曜日の夜遅くに済みませんでした)、仕事で遅かった末弟に迎えに来てもらい(こちらも夜遅くに悪かったね)ようやく1時過ぎに家に戻って来る事が出来ました。

ちなみに牽引車での搬送距離は(JAF隊員でも余り経験の無い長距離とか)約90kmに及び、JAF会員とは言えども結構費用がかかりました。


まず会員サービス分の5km任意保険のサービス分30km合計35km分は無料ですが、有料搬送分は55kmになります。距離は少しサービスしてくれましたが、料金は3万円(km単価600円だそうです。)になりました。(父が会社の経費で払ってくれました。)

まぁ、この故障が行きに発生して法事に参加が危ぶまれる事にもならず事故でも無く、ホント不幸中の幸いだったと思いました。でも2日連チャンで寝るのが2時過ぎたので、かなりグッタリしてしまいました。


最後に長距離の搬送をして頂いたJAFの隊員さん、遅い時間迄ありがとうございました。