国土交通省、「成田−羽田連絡鉄道」検討へ

今日は時事通信のニュースから、「成田空港羽田空港連絡鉄道」の話題を取り上げます。

成田空港羽田空港は、発着枠拡大に向けた工事がそれぞれ2010年中に完成する予定で、国土交通省首都圏の国際航空機能を強化する為に両空港の一体活用を進める考えの様です。よって両空港の乗り継ぎ客の増加も予想され、両空港間の連絡機能向上が求められています。

現在成田空港羽田空港間は、京成電鉄都営浅草京浜急行の各線が乗り入れる形での直通列車エアポート快特(快速)”が運転されていますが、最短でも106分掛かる上に本数も限られています。
その為国土交通省では、成田羽田両空港を短時間で結ぶ鉄道の整備に向けて、2009年度に本格的な検討に着手し、早ければ同年度の事業着手を視野に入れているとの事。具体的には2010年度に開業する成田新高速鉄道(東京・日暮里−成田空港間を36分で結ぶ)の活用と既存路線(京成電鉄都営浅草京浜急行)の改良で、都営線内(押上−泉岳寺)に専用の追い越し施設を整備する等して、両空港間のアクセス時間は65分程度に大幅短縮される模様です。
また最終的には50分台のアクセスが可能となる様、直通列車が高速で通過できる連絡線の設置や、東京駅での乗り換え機能の向上なども視野に入れているそうです。

せっかく両空港は1本の線路で結ばれているのですから、何としてでも所要時間は短縮して欲しいですね。
それにこの路線は自分の通勤路線でもあるので、改良が進めば通勤時間の短縮も図れるかも…